新人教育 その１ 自己決定編

ところで　足の　不自由な人の　足代わりって

　松葉杖であったり　車椅子で　あったりするわけだよね

それじゃ～　知的に障がいが　ある人の　松葉杖って　なんだと　思います？

　うん？　そ～　いろいろ　答えが　あるかもしれないけど

ワタシは　ここ　チョイチョイ　自分の頭だと　思ってるんですよね

　そしてね　この頭で　考えるんだけど　あ～しろ　こ～しろ　って指示を出すんじゃなくてね

こうした方が　あなたの生活　楽しくなるんじゃないの？っていう　アドバイス

　あ～すれば　便利かもね　っていう　工夫を　提供することなんですよ

それが　彼らの　松葉杖になる

　でもね　最終的には　彼らに　判断していただく　　　決定していただくんです

それでね　そのためにも

普段から　信頼される　関係を　構築する　これが　大切でね

　そうすると　カブの言うことなら　

１０回のうち　１回くらい　聞いてやるか　ってことになるんです

そりゃあ　大体　判りますよ

　このままじゃ　きっと　失敗するんじゃないかってね

でもね　失敗する権利を　取り上げちゃ　その先　成長がないんですよ

　ワタシ達も　色んな　失敗・経験を積んで　今があるわけですからね

失敗から　学んで　選択肢が　増えていくわけです

　学生の頃　勉強せえって　先生や親から　言われたら　頭に　来ませんでした？

人に　言われてやるってのは　実に　つまらんし　実にならないんですよね

　自分で考えて　行動する　

そうすりゃ　仮に　失敗しても　納得が　いくってもんです

人生って　常に　分岐点があるんですよね

　ちょっと　極端な例ですけど

例えば

　チョコレートを食べるか　ケーキを食べるか　という　選択

２つとも　食べられりゃあ　良いんですけど

　どちらか　選ばなければならない時

自分では　選択できない方が　いた場合

　我々が　・・・　人が　人様の人生の　右、左を　決めるわけですから

いい加減なことは　出来ないわけで

　それじゃ～　どうすれば？　どうやって　決定するの？ってことなんだけど

勿論　あなた一人で　決めるわけには　いきません

　あなたの持っている　常識ってのは　世の常識だと　思っていたら　大間違い

ひと　それぞれ　常識って　違うんですよ

　親も違えば　育ってきた　背景も環境も　違う訳でしょ

だから　絶対的常識ってのは　ないんです

　みんな　違うから　会議ってのを　開くわけですよ

そこで　それぞれの持つ　常識を　ある程度　定義づけして

　それからですね　話し合いの核心に入って　決定するってのは

会議ってのは　そんなもんです

　ちょっと　脇道に　逸れましたが

彼らに　対して　ベストな方法ってのは　ありません

　日々、本人も環境も　変化しますし　ですから

より　ベターな　選択を考える

　そのために　重要なのは　如何に　彼らを　アセスメント・・　評価するかってことです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気が向いたら　その２～