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2013年3月 4日 (月)

研究発表 「ダウン症について」 ③

                              研究発表 「 ダウン症について  」 ① 

                              研究発表 「 ダウン症について  」 ②

 さて ダウン症成人者と 付き合う 5つの原則ですが

1・ 本人の意思を無視して強要したり、制止したりしない

2・ 実際の年齢に応じプライドを配慮して接する

3・ 作業や課題に際し、能力に応じた目標を立てる

4・ 余暇の時間を位置づけ、本人の好きな活動に積極的にかかわらせる

5・ 一緒に活動する時間、見守る時間を通して、精神的安定を図る



 これらは ダウン症に 限らずですよね

特に 2・なんて ついつい 忘れがちになるでしょ


ダウン症者の場合 早期老化なのか 認知症が進行しているのか

 非常に 判断しづらいのですが

ひとたび 認知症と なった場合

 その 進行に際して 手を 打たなくてはなりません

それには 認知症改善薬 アリセプトが 有効であると 言われています

 それから 適度な運動 食生活の工夫 

音楽や絵 パズルなどで脳運動の 活性化

それから 信頼関係を 築くことです

 傍に寄り添い 聞いてあげ 孤立させない注意が 必要です

状態に応じて 転倒防止 誤嚥防止

 急激な 生活環境の変更は 混乱を招くので 部屋や介助者は 同じにし

見慣れたものを 近くに置くなどの 工夫が 大事です


 だからね~ 確かに 高齢者も いるけどね~

だう君を 早い 段階で こちらに 戻したいんですよね~ 

 体力が あるうちにね  引っ越しってのは 結構 大きな ストレスなんですよね


さ~ それでは いよいよ

 職員の 資質に 関わる内容に 入りたいと思います

セルフディタミネーション self-determination って 聞いたことありますか?

 直訳すれば 自分で決める 自己決定 って なるんでしょうけど

これは 一種の 概念なんですが

・自分の考えを表現すること

・選択すること

・目標達成に向けて行動すること

・自己肯定感を持つこと         これらの 概念を 言うんですね

そして セルフディタミネーション的行動と 云うのは

 自分の人生における 主体として行動すること、また、自分のQOLを維持したり

 改善したりすることを可能にする、意志に基づく行動 と あります 

なんだか 小難しいですね


それで この セルフディタミネーション的行動を 

  ダウン症の方が とれるようになるには

 どのような 支援が 望まれるかってことなんですが

あらゆる 支援の中に

 出来るようになる スキル 技術を 組み入れることが 必要です

その スキルには どのようなものがあるかと云えば

 自分で 選択 する

      決定 する

      問題を解決 する

      目標を立てる 達成 する

      自己を調整 自己を管理 する

      自己に気づく 自己を認識 する

   他には 自信をつけて 有能感を持てるようになったり

      自身で行ったことへの 期待感を持てるようになったり
 
      自己を コントロール出来るようになったり

 放任主義は 良くないけれど

   本人自身に 考えさせていくことが 大切なんでしょうね

これらのことは 一朝一夕では 行えないと思いますよ

 何よりも 信頼関係が 問われますから

そこで 深い 信頼関係を 構築するために

 我々 支援者の 資質・心構えが 大切になってきます


○ 当事者が 言いたいことに 本当に 耳を 傾けているだろうか、

   それとも 私の意見を押し付けていないだろうか?

○ 当事者の 人間としての成長や可能性を 見ているだろうか、

   それとも 障害や限界しか 見ていないのではないだろうか?

○ 私の働きかけは 何かの利害の衝突からきてはいないだろうか。

   あるいは、どこかで 要求を コントロールしてはいないだろうか?


私の 働きかけは・・・


○ 当事者の自尊心や 自信を高め 思い切って行動するように

   彼らに 勇気づけているだろうか?

○ 当事者の 私への依存心を 少なくすることができているだろうか?

○ 生活に影響を及ぼす決定に、自ら参加し、理解する機会を増やしているだろうか?

○ 自分自身で決定を行い、問題を解決し、物事が行えるように プロセスを

   彼らに 教えているだろうか?

○ それぞれの当事者が 積極的な役割を 果たすように 奨励しているだろうか?


○ グループの団結はもちろんのこと、個人の成長を尊重し、認めているだろうか?

○ 当事者が情報に基づいた決定をすることができるように、幅広く多様な情報を

   様々な視点から獲得し、理解できるように勇気づけ支援しているだろうか?


当事者が 次のようなことをしても 平気だろうか?

○ 私の考えに 疑問を持つこと

○ 私を 仲間から 締め出すこと

○ 彼らが 私を必要としないということ

○ 彼ら自身で 決定することができるということ

○ 私がしていることに対して 否定的な反応を示すこと

○ 権威ある人物として 私を見ないこと


これらの 内容で

 グループホーム 世話人さんへの 研修会も 予定しています

彼女たちからすれば

 利用者さん・・ 可愛いんでしょうね

ついつい 子ども扱い

 依存心は 一向に なくならないしね

どうしても 自立の芽を 奪ってしまう

 我々だって 油断できないんですよね

   ちょっとした 言動が 利用者に 不信感を 抱かせてしまう

過剰な保護が 自立心を 奪ってしまう

 人として 対等な立場でありつつ

支援員としての 本質を 誤らずに 日々 業務に 当たりたいものです


 私たちの 仕事は 目に見えるような 成果はありません

ノルマなんてないし 手を抜く気であれば いくらでも 抜くことができます

 そして そのことに 文句を言える 利用者は 殆どいません

毎日 接していると なかなか 変化には 気付かないかも知れませんが

 ある日 突然 喉詰まりは 起こしませんからね

必ず その前に 変調が 現れるはずなんです

 そのことに 気付くことができるか どうかが 最大のポイントですね

負の素因の あらゆる可能性を 探り

 利用者の事故を 未然に防ぐ

そして 正の素因の あらゆる可能性を探り

 利用者の成長 自立を 促していく

私を含め

常に 力量は 試されてます 

 ぜひ この機会に

何でも がむしゃらに 吸収して 仕事を覚えようとした 新人職員の頃に 戻って

 初心に立ち返り 謙虚さを 思い出して

   業務に 邁進していただきたいと思います

                        以上を持ちまして 研究発表を 終ります

                                    ありがとうございました




                             研究発表 「 ダウン症について  」 ① 

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コメント

どれをとっても、一々「うん、うん!」って思いますが、
どれも大変な事だと思います。

そして自尊心、自立心、QOL、・・・
どれも私達にも当てはまる事だと。

保護を受ける側、見守る側、
=対「人」だけに難しい課題ですね。

カブさん、おはよ^^
私が広場で知り合った人の中に生まれつき「脳性麻痺」の方がいらっしゃる。
その方のブログを読むと私なんかでは想像もつかない生活を送ってらっしゃる。
カブさんはそういう方々と関わる仕事だけど、
私なんかは読むだけ、なんだよね。
皆さん、多くの荷物を抱えてらっしゃると思うけど、
そういう方々に少しでも楽しんでもらえるものが書けたら私は本望かな。
追伸 昨日は「ボイドねずみ」読破しました。若い頃から人にあだ名つけてたのね。
私は高校の時、一番人気の男子O君のファンの女の子の前で「あんな魚みたいなかおしてるのどこがいいの?」って言っちゃって大顰蹙買ったことが・・><では^^

このごろ、じいじが物忘れがひどくて、母やわたしに依存しようと
してるのが目に見えてわかるんだよね~~~(-_-;)
一回、頭のなか、検査してもらって認知症とかないか
調べたほうがいいんじゃなかろうかと思うくらい(^_^;)
頭で考えるのが面倒くさそうなこと、自分でぜったいやりたがらない
のも、困ってるですよ~~~

けめさん どうも~
我々のような仕事は 根底に ボランティア精神が必要だって 聞いたことありまして
 でも 最近 ボランティアってのは 突き詰めれば 自己満足の世界だってのを
耳にしまして・・・
 さもありなんなのか 微妙な心境になっております
まっ でも 心の 赴くままにですね
 良い方向に 転がっても 悪い方向に転んでも
再度 見つめ直しながら 進んでいきますね (*゚▽゚)ノ

風みどりさん どうも~
その方の 心境ってのは 想像じゃなくて 本当に 当事者の立場にならなければ
 到底 理解できるものではないんですよね
オイラなんか そこら辺を 解ってるつもりでも このような 記事を UPしています
 恥ずかしい限りですが
実際に 研究発表した内容なんですよね
 職場内で 障がいに対する せめて 入り口だけでも 理解しなければと思い
実践していることですので 当事者の方の誤解にならなければと 戦々恐々です
 でも 基本的には 同じような仕事に従事している 仲間に発信したいと
それが あるものですから ついつい 仕事について 触れてしまうんですよね
 人の感情ってのは 複雑ですけど
大きな哀しみに触れると 些細な 楽しみに 大きな喜びを得ることが出来るでしょうし
 また その逆も然りですよね・・・
新人教育シリーズ・・・ 不評を かいそうだなあ~ やれやれ

 読破ですか? お忙しいでしょうに  で? 時間の 無駄だったでしょっψ(`∇´)ψ

ちゃちゃさん どうも~
 本当に ボケちゃったら 体中に ねこじゃらし 付けてさ
寅吉の 相手させりゃあ いいかもね ψ(`∇´)ψ

どんな仕事でも覚える事はたくさんあるけど、カブさんの仕事は本当に勉強になる。
自分がこの仕事をするしないではなく、人間としてこれからも色々な方と接するだろうから
どう接したら良いのかが少しだけわかります。
ありがとう

のらデジさん どうも~
 どんな仕事でも 一言じゃ 片付けられないですよね
ず~っと 読んでくださってるから
 つたない文章でも 理解してくださってくれたんだろうな~と思うと 嬉しくなります(*^-^)

やはり 難しい仕事ですね~
私だったら…
つい先回りして手を貸したり、感情的になったり、自信を無くしたり…
そんな光景が目に浮かびます (゚ー゚;

みーしゃさん どうも~
殆どの職員が 出来ない 自分も 含めてだけど 完璧じゃない
 だから 確認の意味で このような 研修が 大事になるんですけど・・・
利用者さんも 普段は出来るのに 甘えたい時だって あるわけですよ
 だから がんじがらめのルールは 逆効果も時もあるしね
許容範囲の 幅を決めるのが 非常に難しい
 でも この 曖昧なところに 職員それぞれの 資質の差があっては いけないんですよね
恥ずかしながら この差があるのが 問題で きっと 永遠のテーマかも・・・
 何とかせねばと 日々 足掻いておりますのよ 

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