« 莫迦 鹿をさして 馬となす ある方の その1 | トップページ | 過去記事 »

2013年3月 2日 (土)

研究発表 「ダウン症について」 ②

                              研究発表 「 ダウン症について  」 ①

青年期退行と 認知症の みちゆきは 似てますんで

 混乱するかも知れませんが

順に 説明いたしますね

 まず 青年期退行ですが

18歳前後から 22~23歳頃に ピークがあって

 卒業や対人関係の問題だとか 職場や 居場所の変更

家族の結婚や別離などが きっかけで なることが多いようです

 動作が緩慢で 表情が乏しく 会話の減少 パーキンソン病様の姿勢異常

これは 前かがみ姿勢や 小刻み歩行ですね

 それから 過度の緊張によって 対人関係が拒否的になったり

興味の喪失 特定の物への固執傾向 突然の興奮 幻覚妄想が現れる事もあります

 身体面では 睡眠障害 食欲減退 体重減少 失禁などがあり

うつ病との関連での 治療が 必要になります

 具体的な 退行現象ですが

初期は

 感情面の変化ですね

今までの性格が 顕著化して より頑固で怒りっぽくなる

 泣いたり 拗ねたり 精神的に 不安定になります

知的レベルの低下は 見られませんが 拒絶や拒食を 認めることがあります


中期では

 意欲が低下し 緩慢さ 依存傾向が 強まってきます

行動範囲が狭まるが 逆に 思わぬ 活発な面も 観られる場合もあります

 老化兆候も 明確になってきます 身体的な衰えや 見た目でも明らかな白髪
しわ
皺 歩行の不安定さですね


最終期になりますと

 ぼんやりして 全く 意欲の無い状態となり 日常の身辺介助が 必要になります

知的にも レベルが下がってしまいます

 ここまでが 青年期退行の みちゆきで

早期老化現象ですが

第一期

 集団の中で 弱い立場になってきたり 作業への適応が悪くなり 自己中心的で

 馴染みにくく 一方的な面が目立つようになり 孤立的で一人で 閉居したり

 徘徊が目立つようになります

 また ひねくれたり 感情の不安定さが目立ち 時には 人の言語や態度を 誤解し

 あるいは 被害的な面が 目立ったり 拒絶・拒食状態が 見られます


第二期

 徐々に 意欲の低下 鈍さ 緩慢さ 依存的傾向が 目立つようになり

 行動の範囲が 狭められてきます 一方 自分の狭い興味の範囲では

 なお 動きが出て来て 思わぬ 活発な面が 見られることもあります

 この時期に 身体的な衰えや 見た目でも 明かな 白髪 皺 腰の曲がり

 歩行の不安定さなどの 所謂 老化兆候が見られます


第三期

 上記の傾向が 促進され ぼんやりして 意欲の無い 発動性の全く低下した

 状態が見られ この頃になると 日常身辺の介助が 必要になります


ねっ! 退行と ほぼ 同じでしょう

 この 早期老化の原因ですが

21番染色体の研究から アルツハイマー型認知症の 遺伝子との 関連が

 取りざたされてますが まだまだ 研究途上ですね

ダウン症者の アルツハイマー型認知症ですが  発生頻度は

 35~49歳で  8%

 50~59歳で 55%

 60歳以上で  75% との 数値が 発表されています


皆さん 一様に  だう君のこと 思い浮かべたでしょ?

 そう 彼だって もう 40歳 こえましたからね

いつ どうなっても 不思議ではないんですよね

 早期老化するというのであれば

予防が 大切になってきます

 幸い だう君は 青年期退行の 経験は無いようです

退行と早期老化の関連については 明らかになっていないんですが

 退行の予防が 早期予防につながるのではないかと 研究者は示唆しているようです

そこで

 白内障のチェック

 生活習慣病の予防 甲状腺疾患の合併・高血圧・糖尿病・高脂血症に 気を付ける

 意欲の向上 

  興味のある活動を探すことで 支援者や仲間と一緒に活動できるようになり

  意欲も生まれ 目標意識が出るように 普段から 関わっていく

これらが 大切ですね

 これらの 留意点は

皆さんより 先に グループホーム担当者には 伝えてあります


 今回 このような テーマで 研究発表を 致しましたのは

先に 述べた 虐待防止について それに グループホームの世話人さんにも

 知っていて 欲しいからでして

虐待とは 叩くなどの 身体的なものだけじゃなく

 ダウン症に 限らず 知的障がい者 彼らに 寄り添う際に

無意識に 発している 言動に 実は 虐待の芽が 見え隠れしているんです

 次に ダウン症成人者と 付き合う 5つの 原則を 紹介いたします

 

                              研究発表 「 ダウン症について  」 ①

                              研究発表 「 ダウン症について  」 ③

« 莫迦 鹿をさして 馬となす ある方の その1 | トップページ | 過去記事 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

研究発表」カテゴリの記事

コメント

カブさん^^おはよ^^
だうくんのことをやっぱり思い浮かべちゃったわね。
私はいろんなもの抱えてるって自分で思ってるけど、
本当は取り敢えず健康で、好きなことができてることに感謝しなくちゃいけないのよね。
わかっていながら、ついつい傍若無人な振る舞いをしちゃう・・><
反省はするんだけど、子供の頃からの性格はなかなか直らないよね。
コラムを書いてた十代の頃を知ってる、おじいさま方には
子供扱いされてる上に「相変わらず生意気だ」って言われてる。
私も中二病なんだろうね、自意識過剰だから・・
今日みたいな記事を読むとやっぱり二十代の頃住んでたマンションの近くにあった施設に入居してた人たちを思い出すわ。まるで昨日あったことのように。。では^^

風みどりさん どうも~
抱えるものは 人それぞれで 
 その 荷物は その人が 抱えられるだけ
腕から こぼれた荷物までも 拾おうとして 転んじゃうのかもしれない
 でも そのまま 転がり続ける人生も 悪くないよって 
                       そんな 見本になりませんか? ψ(`∇´)ψ

あれ~~(゚ー゚;
コメント入れたのに…消えてる~~ なんで~?

 (o*._.)o〃おりゃ!!
私当てはまっちゃう~~~!!
アルツハイマー症・・・・・・・・・
そろそろですかね
徘徊は???
まだ大丈夫かな?
50~59才で55%(ノ∀`) アチャー

みーしゃさん どうも~
ゴミ箱とか 痕跡探してみたんですけど 見つからないんですよね~
 どうしちゃったのかね
この手の シリーズを カテゴリー分けした際に エラー起こしちゃったのかな~???

mokoさん どうも~
 これらの例は ダウン症の方の場合ですからね
でも 健常者と呼ばれる方々も どんな 病気を持ってるか 分かりませんからね
 タバコを 吸わなくても 肺がんになったり
どんな人も 最後は 病気を仲良くしなきゃならなくなるんですよね
 元気なうちに 色々と 経験したいもんですが 
なかなか 人生は 思うようにはいかないもんですよね やれやれ・・・

前にも 他所で 同じことあったんですよね~(@Д@;バグかな?

ダウン症で 痴呆症のような症状を発症するなら
24時間 付き添わないといけないから 大変ですよね。
カブさんとこみたいな施設に入れたら安心だけど、
施設の数は足りてるのかな~って。

みーしゃさん どもども
 書き直してくださったんですか 
コロニーという 大型施設があって 幼児から高齢者までの 施設があるんですが
 その組織の中でも エレベーター式に 入所できないんです
国は 施設の解体を 地域移行という 美徳のもと 声高に叫んでいますけど
 まだまだ 入所のニーズは高いんです
地域のインフラが 整っていないこともありますけど
 施設の絶対数は 足りないですね
やはり 親亡き後の 将来が 心配なんですよね

この記事へのコメントは終了しました。

« 莫迦 鹿をさして 馬となす ある方の その1 | トップページ | 過去記事 »

2022年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

かぶのブログ