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2014年2月23日 (日)

研究発表 定例研修会 「障害者虐待防止法について」 ⑩

最後に 演習事例を 載せてみました

 もう 時間がありませんので これも 後ほど じっくりと 目を通してください

面白いですよ

 敢えて 回答は 載せておりません

ですが 回答が 欲しい方は いつでも 私の所に来てください

 

それでは 時間ですね・・

  質疑応答の時間も 取れませんで 大変 申し訳ありませんが

これにて 定例研修会を 終了いたします  ありがとう ございました

* 演習事例 *

\

【利用者】

 有明のぼるさん(21歳)療育手帳A(重度)・知的障害・自閉的傾向

・障害程度区分4身長172Cm、体重80Kg。特別支援学校高等部を卒業後、

  生活介護事業の事業所に 自宅から母親の送迎により通所している。

\

【家庭での様子】

本人の意に沿わないことが少ないようにと家族の方で考え、生活をしている。

自分の部屋にはテレビとCDプレーヤー、冷蔵庫がある。テレビでは幼少期に

見ていたアニメや幼児番組を繰り返し見ている。

昔VHSで撮ったものをCD-Rに焼き直してもらった。音楽CDは、幼少期に聞いて

いた童謡が入ったCDを聞く。また、自分の部屋では裸で過ごしている。

部屋で自分のペースで過ごしている時には表情は穏やかである。

日課は自分で決めて過ごしている。

同居の家族は、父、母、妹で4人家族。

【事業所での様子】

\家からパジャマのスウェットのまま通所。家人が着替えを促しても応じず、朝食も

摂らず、母親が送ってくる車の中でこんにゃくゼリーを一袋食べながら通所。事業所

に着いてから着替えをする。昼食は、事業所で提供するが殆ど手をつけず、食べる

ように促すと職員を脅すように大声を出してくる。(他の利用者が不穏になるため、

それ以上食べるようには求められない)

事業所内での活動は、散歩、軽作業が主となる。散歩も、前日寝不足だと不機嫌で

歩こうとせず、それでも促すと、その場で座り込む、靴底をずって歩き、1週間で穴を

開けてしまう。気分が良い日には先頭に立って歩き、笑顔も見られ、散歩は本人の

好む活動でもある。軽作業は、牛乳パックを使った紙すきをする班に属している。担

当する作業は、牛乳パックのラミネートされたビニール部分をはがすこと。気持ちが

作業に向くと、集中して洗面器1つ分くらいの作業ができる.。(通所当初は、3~4枚

はがすと誘ってもやろうとしなかった)

【有明のぼるさんがいる事業所の中のグループの体制】

 

利用者 15名

職員 A主任 男性(8年目)(グループ責任者)

       :サービス管理責任者。職員の育成に力を入れていきたいと考えている。

 

   B副主任 女性(6年目)

       :育休明けで、子どもの発熱などで早退が多い。

    C支援員 男性(3年目)

       :A主任から新人の教育をするように言われ、張り切って仕事に取り組ん

          でいる。B副主任より自分の方が仕事をやっていると思っている。

          日頃から、有明さんの対応には苦慮している。有明さんは、家で

          甘やかさていたから、事業所での日課に対応できないのでは

          ないかと思い、事業所では有明さんにわかってもらうために厳しく

          接することが必要であると考えている。  

  D支援員 女性(4月から勤務)

          :福祉系の大学を卒業して入職。まだ、自分がどのように利用者と関

           わったらよいのかわからず、とまどいの連発。有明さんには、

           声を掛けても全く聞いてもらえず、どうしたらよいのかわからない。

           しかし、C支援員の有明さんへの対応のように、威圧的に関わった

           り、暴れそうになると足払いを掛けたりする対応には疑問を感じて

           いる。

           このところ、出勤するのが辛い日がある。

【出来事】

ある日、午前の作業時間になって有明さんに活動を促すが、牛乳パックを一枚手に取ったま

ま動かず、時間がきて終了となる。その時間の担当職員のB副主任は、作業をすすめるよう

に再三声を掛けるが、うるさそうに横を向いたり、座ったまま床をどんどんと足で踏み鳴らした

りしていた。その後、昼食となるが全く手をつけようとしない。

そこで、午後は散歩に行く予定にしていたが、C支援員が本人には「作業をしていないから

今日は散歩に連れて行かない」と告げ、二人で作業室に残り、午前やらなかった作業をする

ことになった。しかし、有明さんは散歩に行けると思っていた為大きな声を出したり、床を足で

どんどんと踏み鳴らしたりしていた。作業をするよう促すがやろうとせず、椅子から滑り落ちて

しゃがみこんでしまう。

C支援員が、本人の腕をつかみ立たせようとすると、C支援員の手を振り払い、

作業室から逃げ出そうとした為、咄嗟に足払いを掛け、有明さんは転倒。床に顔面から倒

れ、額を打ち付け大き目のこぶができた。

その時、D支援員は散歩の途中で気分の悪くなった利用者と一足先に園に戻ってきて、作業

室をのぞいたところ、C支援員がのぼるさんを足払いしているところをたまたま見てしまった。

その時 D支援員は、声を掛けられずその場からすぐに去ってしまった。C支援員もD支援員

が見ていたことに気づいていなかった。

【その後の対応】

その後、C支援員はD支援員に、「のぼるが逃げ出そうとしたから、逃げ出せないようにした

ら、勝手に転んだんだよなあ」と話していたが、A主任や施設長への報告や家族への連絡で

は、「椅子から慌てて立ち上がり、自分で転んだ」と言っている家族との話しの中で医者には

通院しないことになった。

D支援員は、悩んだ末にA主任に自分の見たC支援員の行動を報告する。A主任はD支援員

の報告が本当であれば虐待の可能性があると考え、施設長に報告した。

報告を受けた施設長は、すぐにC支援員を呼んで施設長室において二人だけで話をすること

にした。その結果C支援員が事実を認めた為、厳しく注意した。その後、施設長とは有明さん

宅に謝罪に行って事実を伝えた。次の日からC支援員はいつもどおりに勤務に入っていた。

しばらくして、理事長より「基本給10分の1を6カ月減給」の懲戒処分がC支援員に下された。

C支援員は、同じ事業所の同じグループでの勤務を継続することなった。


【ワークシート1】

この事例には、どのような「課題」や「虐待の恐れにつながる案件」があるか書き出してくださ

い。直接的に問題等と思われる要因の他に、課題等と考えられる背景なども含めて書き出し

てください。(複数回答)



【ワークシート2】

このような課題等を今後起こさないようにする為には、どのような取り組みをしたらよいか、

その取り組みを考えてみてください。(複数回答)

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コメント

Cさんの言う事もわかる気がするけど 無理やりさせるのも・・・
それに足払いはアカン行為やよね。。。
我慢と忍耐のいる仕事やなぁ

15人を4人で面倒見るのは無理があるでしょ
虐待か虐待でないかのラインが難しい
親が子を叱るのも 度が過ぎれば虐待に見えるもんね

音姫さん どうも~

熱血的な 一生懸命やる職員が 一番 陥りやすいんです
 何も考えない やる気のない職員は 始末に負えませんけどね
だから 赤く燃えるんじゃなく 青く燃えることを 提唱してるんですけど
 なかなかね┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

(゚m゚*)?!
ウチの母は軽い脳梗塞で入院した時夜中に起きだし
ベッドの柵が家のと反対側についてるのに
柵をよじ登って落ちてくも膜下出血
病院側も責任を感じて最上の治療をしてくれたけど亡くなったんだよね。
夜中に起きだして色々やりだすのが若い頃からのくせでね。
父も介護で疲れてるのに、まだら痴呆の母が風呂に入りだしたり
料理を作ろうとするので気が気じゃなく寝不足の毎日
介護って本当に大変だよね。
お疲れ様 o(_ _)oペコッ

Peeちゃん どうも~

今の時代は とにかく 訴訟問題ですよ
 自分で勝手に転んでも 施設の問題となるんです

施設は 必ず 負けますね
 だから 最初に 如何に誠意を示すことが出来るか それに尽きますね

そうか~
 お父さん ご苦労されたんですね
認知症の問題は 難しいですよね
 自分自身の解釈と 家族の解釈 社会の解釈が違いますもんね
お父さんには 長生きしていただきたいですね

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