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2015年7月19日 (日)

コーヒーについて①

「可非」「可否」「黒炒豆」。

コーヒーの音に当てた漢字は数あれど、「珈琲」という漢字を日本で初めて考案したのは

 ・・・・・・・・・・・・・・・・うだがわ ようあん

幕末の蘭学者、宇田川榕菴だと言われています。

「コーヒー」が「珈琲」という漢字で表記された理由は、コーヒーの木の枝に実った赤い実の

様子が、当時の女性が髪に飾っていた「かんざし」に似ていることから。「珈」は髪に挿す

花かんざし、「琲」はかんざしの玉をつなぐ紐を表しているそうです。榕菴は、なんとも美しい

発想で「珈琲」を誕生させました!

ちなみに、日本で初めて西洋の植物学を紹介したり、酸素、水素、窒素、細胞といった言葉を

日本語にしたのも彼の功績だそうです。

コーヒーの種類は 3種だけです

風味などの違いは 産地によるところが大きいのです

Photo

「フレグランス」、「アロマ」、「フレーバー」は、どれも「香り」を表す言葉です。

実はこの3つの香り・・・、コーヒーの世界では全く意味が異なります。

①「フレグランス」とは、コーヒー豆を挽いた粉の香り。

②その粉にお湯を注いだ液体から漂う香りが「アロマ」。

③コーヒーを口に含んだときの香りが「フレーバー」だそうです。

Photo_3

 

SHGとは、ストリクトリー・ハイ・グロウンの略称です。

 

ストリクトリー・ハイ・グロウンとは、コーヒー豆が生産された場所の標高が1200m以上の時に

つけられる名前です。

ちなみに、900~1200mはハイ・グロウンでHG、

600m~900mではセントラル・スタンダードでCSと呼ばれています。

グアテマラの最高品質の豆は、グアテマラSHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)

国により アルファベット表記が 違ってきます

ソムリエのテイスティング。コーヒーの世界では、テイスティングのことを「カッピング」と

言います。

コーヒーの鑑定において「カップ(=cup)」とは「コーヒーの味」を指し、コーヒーの味や品質を

評価するために味わうことを、“ing”をつけて「カッピング(=cupping)」、またソムリエに当たる

人を「カッパー(=cupper)」と呼ぶそうです。

Photo_6

コーヒーは赤道を挟んで南緯25度から北緯25度の地域で栽培され、この帯状の地帯を

「コーヒーベルト」と呼びます。

コーヒーの木は熱帯性の植物で、この「コーヒーベルト」にある地域は、年間平均気温が

20℃前後。

実は日本の沖縄諸島も「コーヒーベルト」の中に入っていて、小規模ですがコーヒー栽培が

行われている地域もあるそうです。                      続)

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コメント

(○゚ε゚○)
宗教講座は終わったのかな~!
ちょこっとコーヒーブレイク

我が家はパパさんが仕事の時は必ずコーヒーを入れるよ
以前は私も沢山飲んでいたんだけど、最近は飲んでいないなぁ
たまにはパパさんとコーヒーでも飲むかなぁ

この記事読みながら今珈琲をおとしてる。
家は毎朝珈琲から始まる。
ちなみに珈琲飲むとお肌が綺麗になると昔珈琲屋さんから
教わったよ〜
だからか?私はお肌はきめ細やかださ( ̄▽ ̄)

1日5杯 珈琲を飲むと 癌になりにくいって言うのは本当なのか??

Peeちゃん 里山のプーさん のらデジさん 音姫さん どうも~

 珈琲ネタ 明日もね (≧∇≦)

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