コーヒーについて①
「可非」「可否」「黒炒豆」。
コーヒーの音に当てた漢字は数あれど、「珈琲」という漢字を日本で初めて考案したのは
・・・・・・・・・・・・・・・・うだがわ ようあん
幕末の蘭学者、宇田川榕菴だと言われています。
「コーヒー」が「珈琲」という漢字で表記された理由は、コーヒーの木の枝に実った赤い実の
様子が、当時の女性が髪に飾っていた「かんざし」に似ていることから。「珈」は髪に挿す
花かんざし、「琲」はかんざしの玉をつなぐ紐を表しているそうです。榕菴は、なんとも美しい
発想で「珈琲」を誕生させました!
ちなみに、日本で初めて西洋の植物学を紹介したり、酸素、水素、窒素、細胞といった言葉を
日本語にしたのも彼の功績だそうです。
コーヒーの種類は 3種だけです
風味などの違いは 産地によるところが大きいのです
「フレグランス」、「アロマ」、「フレーバー」は、どれも「香り」を表す言葉です。
実はこの3つの香り・・・、コーヒーの世界では全く意味が異なります。
①「フレグランス」とは、コーヒー豆を挽いた粉の香り。
②その粉にお湯を注いだ液体から漂う香りが「アロマ」。
③コーヒーを口に含んだときの香りが「フレーバー」だそうです。
SHGとは、ストリクトリー・ハイ・グロウンの略称です。
ストリクトリー・ハイ・グロウンとは、コーヒー豆が生産された場所の標高が1200m以上の時に
つけられる名前です。
ちなみに、900~1200mはハイ・グロウンでHG、
600m~900mではセントラル・スタンダードでCSと呼ばれています。
グアテマラの最高品質の豆は、グアテマラSHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)
国により アルファベット表記が 違ってきます
ソムリエのテイスティング。コーヒーの世界では、テイスティングのことを「カッピング」と
言います。
コーヒーの鑑定において「カップ(=cup)」とは「コーヒーの味」を指し、コーヒーの味や品質を
評価するために味わうことを、“ing”をつけて「カッピング(=cupping)」、またソムリエに当たる
人を「カッパー(=cupper)」と呼ぶそうです。
コーヒーは赤道を挟んで南緯25度から北緯25度の地域で栽培され、この帯状の地帯を
「コーヒーベルト」と呼びます。
コーヒーの木は熱帯性の植物で、この「コーヒーベルト」にある地域は、年間平均気温が
20℃前後。
実は日本の沖縄諸島も「コーヒーベルト」の中に入っていて、小規模ですがコーヒー栽培が
行われている地域もあるそうです。 続)
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コメント
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(○゚ε゚○)
ちょこっとコーヒーブレイク
宗教講座は終わったのかな~!
投稿: Pee | 2015年7月19日 (日) 07時03分
我が家はパパさんが仕事の時は必ずコーヒーを入れるよ


以前は私も沢山飲んでいたんだけど、最近は飲んでいないなぁ
たまにはパパさんとコーヒーでも飲むかなぁ
投稿: 里山のプーさん | 2015年7月19日 (日) 10時13分
この記事読みながら今珈琲をおとしてる。
家は毎朝珈琲から始まる。
ちなみに珈琲飲むとお肌が綺麗になると昔珈琲屋さんから
教わったよ〜
だからか?私はお肌はきめ細やかださ( ̄▽ ̄)
投稿: のらデジ | 2015年7月19日 (日) 15時16分
1日5杯 珈琲を飲むと 癌になりにくいって言うのは本当なのか??
投稿: 音姫 | 2015年7月19日 (日) 16時44分
珈琲ネタ 明日もね (≧∇≦)
投稿: カブ | 2015年7月19日 (日) 19時38分