リスクマネジメント ⑦
まず マニュアルを ご覧になってください
彼女は ローレンス・ムーン・ビードル症候群ですので
先天的に 糖尿病のリスクが高いんですよね
発現因子を 見てください 左側です
症状が 書き込まれているでしょう?
彼女 お酒は 飲みませんからね
胃腸炎とかで 下痢や嘔吐が続いた場合には
気を付けなければならないということです
そして 日常から 観察しなければならないことも 記入されてます
特に 食事時間の開いた 朝 起床後の様子を しっかり 観察してくださいね
その症状も 具体的に 書かれてます
中枢神経症状として 現れますので
そのような時には 応急処置に 移ってください
図入りですので
説明は 要りませんよね?
では
次に 狭心症から心筋梗塞症の 心配のある利用者さんですね
かなり ご高齢な方ですけど
不調を訴えることができますので 何とかなりそうですけど
ところで 彼女 舌下錠って 経験ありますかね?
飲み込んじゃうんじゃないかな~
最悪 AED 救急車ってことも あるかもね
左の肩こり っての 面白いと思いませんか?
覚えてて 損はないでしょう
さて
厄介なのは 糖尿病と 低ナトリウム血症を 併発している
Hさんですね
糖尿病については 先ほど 説明しましたので 省きます
なぜ 厄介かと申しますと
どちらが主因で 意識が無くなったか ってことなんですよね
これは 血液検査じゃなきゃ 判らないかもね
とりあえず
ご覧になってください
水中毒は
入院しなきゃ 改善は難しいでしょうね
幸い 今は 落ち着いてますけど
以前 普通に笑顔を見せていたのに
突然 意識を失って 倒れた時には ビックリしましたよね
そう・ ワタクシの目の前だったんですよ
あの時 何人か いましたよね
あの時は 何が何だか まったく 判らなかったからね
ま~ 大変なのは 夜間に急変したときでしょうね
とにかく 落ち着いて
マニュアルと にらめっこして 行動してください
次は~
Tさんの 発作の重延状態ですね
彼は 不調の訴えが出来ますからね
マニュアルは用意してあるけど ま~ 特に心配はないですね
ダイアップだけは 忘れないでくださいね
これは ドクターの指示ですからね
さて
今回は 利用者さん 個々のリスクにも踏み込めたし
改めて 皆さん 目を通したことで 再確認できたんじゃないでしょうか?
今後 ますます 利用者さんも 齢を重ねて
どのような 病気が 降りかかってくるか あんまり 考えたくないですけど
何があっても
持てる力を 出しきって対応しなければ
結果 悔いが残りますからね
これからも 共に 努力して参りましょう
それでは これにて
リスクマネジメントについての 研修を終えたいと思います
お疲れさまでした 終)
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