カテゴリー「研究発表」の64件の投稿

2015年6月28日 (日)

リスクマネジメント ⑦

まず マニュアルを ご覧になってください

 彼女は ローレンス・ムーン・ビードル症候群ですので

  先天的に 糖尿病のリスクが高いんですよね

発現因子を 見てください 左側です

Su
症状が 書き込まれているでしょう?

 

彼女 お酒は 飲みませんからね

  胃腸炎とかで 下痢や嘔吐が続いた場合には 

   気を付けなければならないということです

そして 日常から 観察しなければならないことも 記入されてます

 特に 食事時間の開いた 朝 起床後の様子を しっかり 観察してくださいね

その症状も 具体的に 書かれてます

Su2
中枢神経症状として 現れますので

 そのような時には 応急処置に 移ってください

Su3 図入りですので

 説明は 要りませんよね?


では

 次に 狭心症から心筋梗塞症の 心配のある利用者さんですね

かなり ご高齢な方ですけど

 不調を訴えることができますので 何とかなりそうですけど

  ところで 彼女 舌下錠って 経験ありますかね?

飲み込んじゃうんじゃないかな~

 最悪 AED 救急車ってことも あるかもね

Gi
左の肩こり っての 面白いと思いませんか?

 覚えてて 損はないでしょう

Gi2

さて

 厄介なのは 糖尿病と 低ナトリウム血症を 併発している

Hさんですね

 糖尿病については 先ほど 説明しましたので 省きます

  なぜ 厄介かと申しますと

どちらが主因で 意識が無くなったか ってことなんですよね

 これは 血液検査じゃなきゃ 判らないかもね

とりあえず

 ご覧になってください

Hi
水中毒は

 入院しなきゃ 改善は難しいでしょうね

   幸い 今は 落ち着いてますけど

以前 普通に笑顔を見せていたのに

 突然 意識を失って 倒れた時には ビックリしましたよね

  そう・ ワタクシの目の前だったんですよ
 
   あの時 何人か いましたよね 

あの時は 何が何だか まったく 判らなかったからね

Hi2
ま~ 大変なのは 夜間に急変したときでしょうね

 とにかく 落ち着いて

  マニュアルと にらめっこして 行動してください

次は~

 Tさんの 発作の重延状態ですね

  彼は 不調の訴えが出来ますからね

   マニュアルは用意してあるけど ま~ 特に心配はないですね

ダイアップだけは 忘れないでくださいね

 これは ドクターの指示ですからね

さて

 今回は 利用者さん 個々のリスクにも踏み込めたし

  改めて 皆さん 目を通したことで 再確認できたんじゃないでしょうか?

今後 ますます 利用者さんも 齢を重ねて

 どのような 病気が 降りかかってくるか あんまり 考えたくないですけど

  何があっても

   持てる力を 出しきって対応しなければ

    結果 悔いが残りますからね

これからも 共に 努力して参りましょう

 それでは これにて

  リスクマネジメントについての 研修を終えたいと思います

  
    お疲れさまでした                         終)

2015年6月21日 (日)

リスクマネジメント ⑥

リスクと リターンについて 考えてみたいと思います

① サービス提供事業者のリターンは何か→ お金・信用・信頼・評判

② サービス提供事業者のリスクは何か → 事故・苦情・訴訟

③ サービス利用者のリターンは何か   → 安全な生活・充実した生活・QOLの向上

④ サービス利用者のリスクは何か    → 事故・納得できない生活・不自由な生活


リスクを低減しようとして顧客の特定行動を安易に禁止しサービス品質を低下させてしまう

ことが多い。危ないから「あれしてはダメ」「これしてはダメ」ということで 顧客要求事項を

満たせなくなってしまうことが多いのではないだろうか?

リスク・マネジメントはサービス品質の向上につなげなければ ただの顧客行動の抑制・

禁止となってしまう恐れがある。

リスクとリターンをバランスよく保つことが肝要である。

続いて

 ヒヤリハットの前提訓練についてです

ヒヤリハット等の導入は リスク・マネジメントには不可欠である。

しかし、このヒヤリハットへの取り組みとなっているのは

職員のヒヤリとする能力、ハットする能力であろう

これは 教育によって身につくものなのであろうか?

あえて 教育と訓練とを区別してみると 以下のようになるのではないだろうか

① 教育 → 知識・自覚・気づき・教育etc  = 滲み出るもの

② 訓練 → 身体、感覚にまつわる技術   = 身に付いたもの

一般的に 職員教育は「知識系」が 多いのではないだろうか?

しかし ヒヤリハットする能力は 

 知的なものというよりも 訓練で身に付くものではないだろうか?

  その 真偽については ここでは置いといて

少なくとも 3つの能力を 訓練によって 身に付ける必要があると考えられる

① 作業環境注視能力

    廊下が濡れている 廊下に停めている車椅子にブレーキが掛かっていない

    殺虫剤等が手に取れるところに放置されている等々に気づく能力

② 視界を広くとる能力

    ポジショニング能力→自分の背後に多くの顧客を背負わない

③ 対人介護技術

    怪我
をさせない 対人介護技術


施設に於けるリスクマネジメントは 「利用者の視点に立ち、利用者の安全確保を最大限

目に置いたサービスの向上と利用者満足の向上を目指した組織一丸となったリスクの

予知・予測・予防に重点を置いた活動」で なければならない

と 結ばさせていただきます

あ~ そうですね

 個々人の支援マニュアルね

  今は 8人ですか?

低血糖症と 低ナトリウム血症 狭心症からの心筋梗塞の恐れがあるかた

あとは 発作の重延状態になるかたの支援ですね


では まず

低血糖症のマニュアルを ご覧になってください



Photo_3_2 A4 一枚にまとめてます

これらは 男女の各職員室

それから 医務室にも ありますので

利用者さんの状態が急変しましたら 活用してください

それと 普段から 目を通しておくことも大切ですので

この機会に 是非 お願いいたします

中身を説明しますね                            続)


2015年6月 2日 (火)

リスクマネジメント ⑤

続いて

 人と 集団の特性です

集団の中で 人は他のメンバーを頼り(誰かが やってくれるだろう)

他に合わせる傾向(人と違うことは 言い出しにくい) が あると言われます


互いの仕事を確認し合うことは リスクの軽減に役に立つことなのですが、

相手に間違いがあっても 指摘しにくいのが普通です

素直に意見交換ができる雰囲気は大切です

チーム内の連絡会や引継ぎで 

 十分にコミュニケーションをとって確認することも効果的です 

では 9ページに 移ります

ヒューマンエラーと ルール違反の抑止です

 エラーの種類として 基本的に、

ミスティク(判断ミス・動作の意図そのものが間違っている)

スリップ(動作ミス・意図した通りには動作が出来ない) が あると言われています

 医療分野に例えると

前者は 患者を間違えて手術をする例

後者は 手術中に手が滑って 患部を傷つけるような 例です

 そのようなエラーが起きないような 物理的な対策(フールプルーフ)を とることも

 重要です また 仮にエラーを起こしても 重篤な結果にならない対策(フェイルセーフ)

 も求められます

 具体的には 当事者と支援者の動きを時系列に沿った把握をすることで

 原因や対策が見えてくるものと思われます

また ルール違反というのもあります

 マニュアルを守らないこと 一例をあげれば

 施設での虐待などの事例も これに当たります

 なぜ 手順を守る必要があるのか

 守らないことで どのようなリスクが起こりうるのか 

 イメージすることがリスクの顕在化(事故)を防ぐことになります

 決まりだから 守るというだけでは 現場職員のモチベーションはあがりません

では 次に

 ヒューマンエラーのタイプを ご紹介します

心掛け次第とは言いますが

 ヒューマンエラーとは 心理的なプロセスを理解・分析することが大切であって

  いわゆる古典的精神論とは まったく異なるものです

優秀で誠実な人でも 魔がさしたようにミスをすることは ありうることです

 エラーを起こす人には いくつかのタイプがあると いわれています

次に紹介するタイプは あくまで類型であって 多くの場合 これらの特性が

 混在していると考えられます

それぞれが自分自身にも起こり得ることとして 意識できるかどうか

 自分自身に そのような傾向が無いかを 確認しながら仕事に臨むことが大切です

Photo_2 如何ですか?

 当てはまるでしょう?

ここで

フールプルーフについて

 フールプルーフとは、産業分野において、使用者が誤った操作をしても危険な状況

を招かないように、あるいはそもそも誤った操作をさせないようにと、配慮して設計され

 ていることである。

 

人間はものを熟知ていない状態(fool)で行動することも多く熟知している者でも

 

中力低下すればどうしても操作誤ってしまいがちである。そうした場合にも安全性

 

確保できるように、設計段階から対策を講じておこうとい考え方が、フールプルーフ

考え方であるといえる。

例えば、フタを閉めないと回転しない洗濯機脱水機、人が座っていない噴射されない

ウォシュレットギアパーキング位置させないとエンジンがからない自動車、あるいは、

キャップがなくならないように、あるいは乳幼児飲み込まないように、ボトル一体化

しているボトルキャップ、などがフールプルーフに該当する。



そして 

フェイルセーフですが

あるシステム故障起こした際、安全を保障しその回復代替のために用意

される装置、またはサブ-システム
 

【英】fail safe

 フェイルセーフとは、装置機器システムなどが誤動作したり異常な状態などに

 陥った際でも、安全に停止できるように設計しよう、という設計思想、またはそうした

 設計のことである。                                  続)

 

2015年5月26日 (火)

リスクマネジメント ④

誤薬では うっかり・ぼんやり と 言いました

このような ミスを ヒューマンエラー と 言います

 それで 「スキーマ」という コトバを 説明いたします

スキーマとは 「記憶として蓄積される知識の体系的な枠組み」 と 言われています

野球選手などは 飛んできたボールを いちいち立ち止まって 確認し 計算してから

姿勢を調整していては試合になりません。 瞬時に反応し 打球を捕捉します。

その一連の動きが スキーマとして体得されているということです。

車の運転も順番は異なるでしょうが、シートベルト、エンジン始動、ミラー確認、ウィンカー

アクセルを踏むなどの一連の流れも スキーマです。

スキーマは 更に上位のスキーマと統合されます。

車の運転をして、「旅行に行くこと」「仕事に行くこと」を 上位のスキーマとして仮定すると

運転するという手順は同じでも、その前後の手順が変わります。

旅行であれば通勤バッグではなく 旅行カバンを持つことになり、家を出る時は 靴を履く

カギをかけるという手順も ほぼ習慣化されていますが、旅行に行こうとして、うっかり

職場の方向へ走っていたとか、席替えしたのに、うっかり元の席に着こうとするとか、

習慣的に自動化されているので こういったエラーが起こるのです。

つまり、手慣れたはずの支援の中での 思わぬ動きは 人が本来 持っている

動作の特性によるところが多いのです

では その特性ですが

人は錯覚を起こすことがあります。

例えば ある利用者の服薬を手にしたまま 他の利用者に呼ばれて行った時に

その薬が その人の物だと錯覚するなどです。また、人には 思い込みがあります。

普段 胃腸の弱い利用者が腹痛を訴えている時に「いつもの不調だろう」と

対応しなかったら 盲腸であったとか。都合の良いストーリーを組み立てる傾向もあります

また、忘れることも 人の特性です。ある仕事をやろうとしたときに 電話が掛かってきて

対応したら、予定していた仕事を忘れるといったことです。

このようなことで、リスクが発生する余地があるのです。

また、人が一度に処理できる情報量には 限界があると言われています。

つまり一度に こなすことのできる仕事量には限界があると同時に 

それぞれの仕事に対する集中力や 注意力にも限界があるということです。

一般的にいっときに多くの仕事をこなそうとすれば エラーが起こりやすくなると

考えられます。そのことがリスクにつながるのです。

・・・ でも・さ

 個人差 あると思わない? Kさん

  アンタ メモリ なんぼある?


   はぁっはっはっ カブさん よしてくださいよ~

    ボクは 余裕で ギガですよ 4ギガっすよ!


  ふんっ アンタが 4ギガなら おれ様は その百倍だべや!

   あ~ そうか CPUだわ Kさん アンタ CPUの性能が悪いんじゃないの?

ま~ 冗談は 置いといて・・

 まとめたのが 次の8ページです

1・注意力には 量的な限界がある

2・継続して注意力を 継続することは難しい

3・注意力には志向性がある(他のことが目に入らなくなる)

4・多方面に注意を振り向ければ 注意力は薄くなる

※ これら 4点を理解して 仕事を組み立てれば リスクは軽減されます

○ 集中力や注意力を必要とする業務を 同じ時間帯に重ねない

○ 作業の分担を工夫する

○ 指示確認によって 注意力を覚醒する

○ 視角、聴覚、触覚を活用することで 注意力を強化する

例えば

 利用者と 手に持った服薬を 見比べながら、利用者と視線を合わせながら

 利用者の名前を呼んで確認する といった手順です。 名前を呼ぶことで、

 利用者の協力を得ることもできるでしょう。 

                                            続)

2015年5月20日 (水)

リスクマネジメント ③

 

介護事故 とは

 介護従事者が行う 業務上の事故を指します

介護過誤 とは

 介護従事者が行う 全ての業務上の事故のうち、過失を前提とした事故

過失 とは

 行為の違法性(注意義務違反=発生予見義務+発生回避注意義務)

インシデント とは

 偶発事故で これに対して適切な処置が行われないと 事故となる可能性のある事象

 聞きなれてるのは ヒヤリ や ハット ですよね

アクシデント とは

 何らかの価値の喪失、価値の獲得失敗

エラーとは

 人の誤り全般を指します ミスティク と スリップが含まれます

 ミスティク とは 意識的に不適切な目標を選んでしまう誤り を いいます

 スリップ とは 目標は正しいが、

            その目標を行為に移す過程で 非意図的に発生した誤り だそうです

では 支援に当たっての リスクの種類を あげてみます

 転倒 ・ 転落、落下 ・ 誤嚥 ・ 異食 ・ 誤薬 ・ 移送中の事故

 ・ 利用者間のトラブル ・ 器物破損、紛失、盗難 ・ 金銭管理 

 ・ 職員の不適切な言動、接遇 

「転倒」に スポットを 当ててみますね

 移乗時~ベッド・車椅子・トイレ

 歩行時~段差・放置物品・つまづき・濡れた床での滑り・足のもつれ・ふらつき・発作

 車椅子~段差・側溝・スロープ・ベルトの閉め忘れ・操作ミス

 入浴時~衣類着脱時・浴室内移動時・洗体時・浴槽内

 排泄時~トイレ内の移動・衣類着脱時・排泄時・清拭時

 作業等の活動中~体力を超えた重量物を持った・発作・無理な体勢

 アクティビティ レクリェーション 食事時

その他にも 更衣(靴の着脱含む)・物を拾う、取る・急に立ち上がる

 あらゆる場面で その可能性があるということです

次に 転倒の 発生要因をまとめてみました

・利用者自身による ふらつき

・利用者自身が足を滑らせる

・介護職員のふらつきや転倒により 利用者が転倒

・不適切な座位、立位による転倒

・利用者の発作、トランス状態

  あ”~ さっきの アッキ!

   飛び出す時って この トランス状態にあるんじゃないのか?

    その瞬間は わからないんだけど 恍惚感 漂わしてなかったっけ?
あっ

 横道にそれたね

え~っとお~

・目測を誤る

・器具の基本操作、取り扱いが不十分(ブレーキやストッパー操作等)

・通常2人で介助するところを 1人で行った

・見守りや事故の予測が不十分 判断の誤り

  ベッド柵を外して介助中にバランスを崩す

  必要な物を取りに行き その場から離れる 目を離す

・移動距離が長いなどの構造上の問題


さて ほかにも いろいろな事故があるんですが

 そうですね~ うん やっぱり 触れておきますか

「誤嚥」 

 高齢になると どうしても 飲み込むという機能が低下します

 ですから 食事の形態に工夫するんですが

 刻み食だからと言って 安心してはいけませんよ

 過去に 事故があったのは 記憶に新しいですよね

 刻みにしているから 大丈夫だろうという 思い込み・・・

 それに 高齢者だけじゃありません

 若くても 脳性まひの方にも 注意が必要です

 更には 神経科の薬を 飲んでる方ね

 今現在 普通の食事を 摂っていただいてますけど

 イタガキさん? 何回か むせてるの見たことあるでしょ

そして 最後に

「誤薬」

 根絶したいんだけど 忘れた頃に 起こすんだよな~

 誰も 起こしたくて 起こしてるわけじゃないんだけどね

 これは・ね 利用者自身の勘違いもあれば 介助者の思い込み

  うっかり・ぼんやり これが 主な原因なんです        続)

2015年5月 7日 (木)

リスクマネジメント ②

次に

 「所在未確認時対応」 ですが

  今回は割愛いたします

   いずれにしましても 利用者さんが いなくなった っていう場合には

本部を立ち上げて

 捜索なりを ワタクシが 指示を出して マニュアル通りに進めなくてはなりません

  ですから まずは 不明時間の把握 それと 靴はあるのか

施設内の可能性もあるし 外に飛び出したのかもしれません

 それから それが誰なのか?ですよ 危険度を推し量ってください

  目的があって 施設の外に出るんなら ま~ さほど 心配はないでしょうけど

 無目的に 飛び出した場合は 厄介ですからね

もう 2度と 山狩りはしたくないですよ

 古い職員は ご存知かと思いますが

  なんて言うんでしょうね あの 衝動的な行動・・・

本当に目的が無くて 前兆すらなくて そう アッキね

 今 どうしてるんでしょうね~ ご家族も大変だ

だいぶ前ですけど こっちに 戻って来てるって 噂を聞きましてね

 きっと 施設から 追い出されたんだわ

  あそこは 山の中だからね 死なれちゃたまらんもんね

その アッキなんですけど 変な 言い方ですけど

  笑いながら 自殺する感覚? う~ん 上手く表現できないな~

ある職員が ハサミを 投げつけてきた時には ビックリしたって
 
 壁に 突き刺さって  そん時も 目が笑ってたって言うんですよね

普段って言うか 

 問題を起こす時も 温厚そうで 愛嬌もあって 言語は無かったですけどね

まっ 想い出にふけってる場合じゃないね

 とにかく 施設内にいないのが判明したら

  真っ先に ワタクシへ 連絡ください

次は~・・

 「感染症発生時の対応」 これも ワタクシの範疇ですね ですから 省略します・が

  隔離と 消毒は 欠かさないでくださいね

あと

 「停電発生から復旧までの対応」ですが

  これは 対応マニュアルがありますので

   それに沿って 行動することになります

  部分的なのか 施設全体なのか 地域全体なのかで 当然 動きが違ってきますので

   あとで よく ご覧になってください

今回の研修では 個別 個人の身体状況急変時の支援は どうすればよいのか?

そして

 なぜ リスクというのは ついてまわるのか? 

  これらを 重点的に勉強していきたいと 思います

まず

 「リスクマネジメント」 現場によって 訳し方が・・ 意味合いが若干 異なるのかな?

  ま~ 簡単に言って 

  危険とか損ですよね

   それらを 管理すること・・かな?

ちょっと 歯切れが悪くて 申し訳ないんですが

 先に 進めますね

この リスクマネジメントに 積極的な施設と 消極的な施設の 例を あげています

 読み進めます

積極的な施設は 

 心身機能の低下に対応できなかった 介護の内容を反省し、 

 機能低下にあった 介護を検討し、具体的な対策をとっている


 個人の不注意は何故 起きたのか、マニュアルに問題があったのかを明らかにし、

 個々の問題の解決にとどめず、全体の見直しにつなげる


 誰もみていないところで発生した事故については、

 介護に関わった職員に確認した上で、推測できる原因を出し合い、

 改善に結びつけようとしている

一方 消極的な施設です

 利用者の心身機能の衰えが原因として、やむを得ないとしている

 
 職員個々人の不注意ということで済ませている


 誰もいないところで起こった事故は、原因不明として扱う


 利用者の世話をしてあげているという 考え方が強い

如何ですかね?

 図を ご覧になってください

Vs
対極に ありますよね

では ここで

 用語について 確認していきます                      続)


2015年4月29日 (水)

リスクマネジメント ①

それでは 時間になりましたので

 定例研修会を 始めたいと思います

今回は 新人さんも 数名 増えましたので

 3年前に行いました リスクマネジメントについて

  再度 確認の意味も 込めまして 進めてまいりたいと思います

以前の内容に沿って進めてまいりますので

 資料等につきましては 新人の3名にのみ 配布しております

それでは 早速ですが プロジェクターで 投影してまいりますので

 そちらを ご覧になってください


まず リスクですが

 ここでは 5つ 有事がございます

そして この図は 皆さん もう既に ご存知かとは思いますが

 5つの 有事を 書き込んであります

これらを 活用するのは 

 特に 夜間や土・日 祭日などの 勤務者4名体勢の場合ですね

平日でしたら 例えば 救急車要請であれば

 まずは 看護師が確認して ワタシが 消防に連絡する形になろうかと思います

目の前に パソコンがありますのでね

 すぐに 利用者さんのデータを 取り出せます 年齢ですとか 既往歴 疾病ですね

それを 見ながら 連絡するわけですが

 皆さんの場合 夜勤の場合は そんな余裕は 持てないかもしれません

  そのような時こそ 

   この 有事の場合のマニュアルを見て 心を平静に保っていただきたいのです
Manyuaru
欠席裁判のようで 心苦しいのですが・・・ ・・

 以前ですね・・  利用者さんの一人が 体調を崩されて

  その時の 夜勤者が ワタシのところに 電話を 掛けてきたんですよ

「カブさん 救急車 要請していいでしょうか? ・じつは 誰それが 云々・・」と ですよ

 そんなこと 言われたって

  ワタシが 判断できるわけ ないじゃないですか!?

その場にいない! ワタシは その 本人を見ていないわけですから

 ここは 夜勤者4名が 集まって 判断すべきでしょう!

  そのあとで 事後に 報告ってんなら 分かりますよ

忙しい 時間帯であれば ワタシが 出向きますし

 ま~ 大概 酒 入ってるので タクシーで 駆けつけますけど

まずは 救急車でしょ? 

 それだけの 責任を 夜勤者には 背負っていただいているわけですから

それでね

 これには AEDの使用についても 書いてあるでしょ!

この マニュアルをじっくり見て それに 1~2分 掛かったって かまいませんから

 とにかく 心を落ち着けること これが 大切ですから

気持ちが とっちらかっているときに行うと 余計に 時間を浪費しますからね

 時間といえば とにかく 正確に 時間を把握すること 

  これも 大切ですからね

そして 一応 ルールでは サブが救急車に 付き添うことになろうかと思いますが

 必ずしもじゃないですからね

  経験値だとか 2人のうち 

   どっちが 行った方が良いのか? 残ったほうが良いのか?

ベターな方を 選択してくださいよ

そう・そう 救急車を 呼ぶ時には 事前に 個別支援計画書を 手元に持ってくるように

それで 大概のことは対応できますから

 忙しい時間帯に 一人 残される方も 大変ですよ

  ワタシが 駆けつけるまでの間 仕事をしなけりゃならない

目薬なんて そんなもの 後回しでいいですからね

 何が優先順位か 常に 一人でも対応できるように
  
  シミュレーションすることが 大事だと思います

えっと・・ 1時間の予定で やりますね

 それでは 救急車両要請時の 4名の役割ですけど

もしも 心配停止であれば

 一人が AEDを取りに走る

二人で 蘇生術を 開始する

 もう一人は 救急車要請 そして ワタシへ 連絡

それらが 済んだら 利用者さんの把握 救急隊員の誘導 その誘導路の確保

 ぶ~すけさんとか てんぼ~とか

  お願いしても どもならんのいるでしょ? もう 部屋に入ってもらうしかないでしょね

 そして 最後に 夜間であろうが 明け方であろうが

  家族に連絡すること

ま~ 大概 駆けつけた ワタシがするかとは思いますが・・

 今は 便利な時代ですよね~

  全員 スマホとか 携帯電話を持っている

こっちに残された者は 不安ですからね~

 どこの病院に搬送されたのか? 現在の状態はどうなのか?

  処置はどうなっているのか?

救急車に 付き添った職員は

 その都度 連絡するようにしてくださいね           続)

 

2015年4月 4日 (土)

福祉職員研修基礎編 5・職場の課題形成 3・工夫や創造性を発揮する

改善・改革を 推進するには

 工夫や創造性を発揮することが 大切です

  こういった アイディアを 発案するには どうすればよいでしょうか?

自発的に 問題意識を持つことは 先に 述べましたが

ブレーンストーミングの 考案者である オズボーンは

 アイディアを促進する技法として

  9項目のチェックリストを 提案しています

下記に 記載しましたので

 読み合わせていきますね


① 他に使い道はないか

 ・ 新しい使い道はないか

 ・ 他に何か作れないか


② 他から アイディアを かりられないか

 ・ これに 似たものはないか

 ・ 何か 真似のできるものはないか


③ 変えてみてはどうか

 ・ 形、色、音、におい、動き、場所、方向、動作

 ・ あるものをなくしたら、ないものを付け加えたら


④ 拡大したらどうか

 ・ 時間、回数を増やしたら

 ・ 他の価値を付け加えたら


⑤ 縮小したらどうか

 ・ 何かを取り除いたら、分割したら、小さくしたら

 ・ 簡潔にしたら、軽くしたら、短くしたら


⑥ 代用したらどうか

 ・ 代わりの人、代わりのもの、他の材料、他の要素や成分

 ・ 他の方法、他の場所、他のアプローチ、他の工程


⑦ 入れ替えたらどうか

 ・ 要素を入れ替えたら、他の形にしたら、レイアウトを変えたら

 ・ 順序を変えたら、日程を変えたら、ペースを変えたら


⑧ 逆にしたらどうか

 ・ 上を下にしたら、反対にしたら、ひっくり返したら

 ・ 立場を変えたら、役割を変えたら、局面を変えたら


⑨ 組み合わせたらどうか

 ・ 混合したら、抱き合せたら、組み立てたら

 ・ アイディアを組み合わせたら



創造性は誰もが持っている力であり、訓練し、積極的に活用することによって

 さらに 伸ばすことのできる能力であると考えてください

自分で 限界をつくらないでください

 人が考えないような 独創的な発想を 最初から出そうとしても

  なかなか 出るものではありませんが

   数を たくさん 出すという発想が 大切です


先ほど 読み合わせした チェックリストですが

 頼りすぎると 自分で考える習慣が乏しくなる また 時間のムダが生ずるといった

 問題点があることも 覚えておいてください


このあと

 第6章として ”コミュニケーション”が 

 第7章では ”チームワークとリーダーシップ”

 第8章で ”能力開発” で 基礎編は 完了しますが

これらは 後日 機会があれば 触れたいと思います

  とりあえず 報告・連絡・相談 この ホウレンソウだけは 日頃から

   心掛けてください


最期に

 業務チェック表 平成27年度版を作成いたしましたので

 ご覧になってください

 3カ月ごとに実施していただきますね

  後半のとこ なかなか 痛いとこ突いてますよ 

1
2_2
3
4
それでは 長い時間 お疲れさまでした

 以上で 研修テキストを参照した

  福祉職員研修 基礎編を 終了したいと思います             終)

2015年3月26日 (木)

福祉職員研修基礎編 5・職場の課題形成 2・業務の見直しを行い 課題を発見する

仕事は 効率的、効果的にすすめなくてはなりません

そのための 着眼点ですが

正しく 速く そして 安く 楽に が 鉄則です

3ム主義といいまして ムダ・ムラ・ムリ を 無くすことが

 仕事を改善していく ポイントになるでしょう

ムダ といっても

 金銭的、物的なものばかりとは 限りません

  時間のムダを無くすことも重要です

   節電や 節水等 直接 コストにつながる ムダもあります

ムラ とは

 ものごとに 一貫性が無く 統一されていない事です

  極端に忙しいとか 極端に暇だというのでは

   持続的に よい仕事ができる体制にあるとは 言えないでしょう
   
    また 仕事に対する ”ココロ”のムラもあります

     昨日はやる気満々だったのに 今日は やる気が無い というのでは困ります

      気持ちのムラにも 十分 注意が必要です

ムリ ですが

 いくら自分にやる気があるからといって

  明らかに 自分一人では処理しきれない仕事を 抱えてしまっては

   自分も困るし 他の人の業務まで 停滞させる結果になってしまうでしょう

    また 能力があるからと 功を焦って あまりに高い目標を立てたのでは

     目標未達で 挫折する場合もあるでしょう

      ムリへの着眼は 姿勢や心構えのことばかりではありません

       職場で使う ツールや機器類についても必要なのです

では
 
 先ほど述べた 4つの着眼点について

  詳しく説明いたしますね

① 正しく

 仕事の効率をあげるための 第一ステップです

 ミスや抜け 取り違いなどしないこと 

 ・事実を正しく認識する(状態・期限・在庫等)

 ・手順通りに行う(対応・操作・機器等)

 ・手配漏れを防ぐ(連絡・発信・発送等)

 ・転記の誤りをなくす(科目・金額・数量等)


② 速く

 仕事は 指示された期限までに完了しなければなりません

 ・スケジュールを立てる
 
 ・仕事の優先順位をつける

 ・仕事を平準化する

 ・準備出来るものは事前に済ませる

 ・身の回りを整理、整頓しておく

 ・期日に合わせる


③ 安く

 仕事にかかるコストを抑え ムダを排除する

 ・ものを大切にする

 ・文章を簡潔にまとめる

 ・電話は要領よく受け応えする

 ・まとめて処理する

 ・つくり過ぎない

 ・節電、節水に心掛ける


④ 楽に

 最後は 楽に仕事すること 楽にと言っても 決して 手を抜くことではありませんよ

 仕事が 快適かつ容易に はかどるように 工夫することです

 ・仕事を標準化する(マニュアル、手順書をつくる)

 ・仕事の工程数を少なくする

 ・機器を有効に使いこなす

 ・様式を決めておく

 ・事例をまとめておく(クレーム、成功例、失敗例など)

 ・数字をグラフ化、チャート化する



如何でしょうか?

 なんとなく 解ってはいても

  具体的に 文章化することで 理解が深まったのではないでしょうか?


あ~・・・ 唐突ですが

 新人さん 誰からだ? ミウラさんの時代からか?

  これから しばらく 浸透するまで 

   発作記録簿 提出してもらいますね  書いたことないでしょ?

もうね 発作の形態に 変化が無いのでね

 普段と 違う発作 重積とかね そんな時には 提出することにして

  そうでなければ 記録簿への記載は 中止してたんです

   うん そうしよう! 決めた!

    そうすりゃあ 発作時 どこに 何に 気を付ければいいのか 理解できるね♪


2015年3月20日 (金)

福祉職員研修基礎編 5・職場の課題形成 1・業務の改善・革新の必要性を理解する

さて 

今まで 問題解決の必要性や 方法論を説いてきたわけですが

職場の問題解決は

 解決するだけではなく 潜在的な問題を 「さがす」

 また チャレンジ課題として 「つくる」 

下図を ご覧になってください

51改善の意味は

 悪いことを改めて よくすること

改善の目的は

 困っていることを改める(自分たちのために)

改善の実現は

 困ることの原因を取り除く(自分たちの手で)

改善の結果は

 仕事が楽になる その結果 仕事の成果も上がる

今 多様な変化の時代にあって

 改善・革新は 避けて通れない課題です

職場や組織の環境が変わるのですから

 従来のやり方を続けていたのでは

  変化への不適応を 起こしてしまいます

特に 福祉の職場は いま まさに 大きな転換期を迎えております

 発想機軸の転換が必要なのです

現状維持は 退歩であると 肝に銘じてください

皆さん

 楽しく できますかね?

考える楽しさ

 思いつく楽しさ

 工夫する楽しさ

 発見する楽しさ


やってみる楽しさ

 苦労する楽しさ

 何度もやる楽しさ

 失敗に学ぶ楽しさ

望みがかなう楽しさ

 仲間と一緒の楽しさ

 一歩一歩近づく楽しさ

 やり遂げる楽しさ

如何でしょうか?

 ネガティブ思向の方は これらの 何かに 引っかかりませんか?

より以前の記事一覧

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

かぶのブログ